バー材を製作して、試作する場合の対応材質
2022年07月16日

お客様からアルミダイキャストの材質例えばADC12、あるいは亜鉛ダイキャストの材質例えばZDC2で、試作したいとご要望がございます。

一つの対応策として、溶解炉から溶湯を汲み上げ、簡易的に製作したバー材の型に流し込み、できたバー材を機械加工します。

基本的には、どの材質もバー材を作ることは可能です。

ADC6、ADC12のアルミダイキャストの材質、ZDC2、ZASの亜鉛ダイキャスト亜鉛ダイカストの材質は、定期的に鋳造しておりますので、バー材を製作するのは容易です。

その他の材質でしたら、納期がかかったり、また、試作のために溶湯を作るので、コストがかかる恐れがございます。

またADC3等の特殊な材質によっては、500kg~1000kg単位で材料を購入になりますので、

量産ありきでバー材の試作をご検討頂くのが良いかと存じます。